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ひとり言


2008/1/10
 
 あけましておめでとうございます。

 年末から降り続いていた雪・・・初日の出を拝めるか心配していましたが、7時30分どんよりした雪雲の中から太陽の光が瀬戸内海を一面照らし始めました。
やはり、元旦にみる日の出は格別なもので今年一年への思いを新たにしました。
 これまで多くの方々とのご縁を頂きたくさんのお庭を作らせて頂いておりますが、皆様の思いが100%形にできたのか、個々のライフスタイルに合った空間だったのか等々、自問自答の繰り返しです。
 近年お庭に対しての考え方も多様化してきています。庭造りに携わる者として歴史や伝統、新しい知識や情報を解り易く皆様にお伝えするためには、より一層の勉強が大切だと心新たな思いでおります。

本年もどうぞよろしくおねがいいたします。

(写真は自宅から撮った初日の出と元旦の自庭の景です。)



2007/12/15
 
 11月にオープンしました介護付有料老人ホーム「メリィハウス八千代」のお庭を造らせて頂いています。
1階園芸療法庭園には可動式のレイズドベッドを置きました。
プランニングの段階で色々な既成品を探しましたが、イメージ通りの物がなく自分で設計しました。
従来の腰をかがめた姿勢での作業は身体に負担が掛かっていましたが、レイズドベッドを設置することで立ったままでの作業や車椅子での作業も可能になりました。
また季節や天候、作業内容によって作業場所を移動できるようにキャスターを付けました。
材質は温か味を感じてもらえるよう自然木に拘りました。(内部には腐食を防ぐためにFRP防水加工)
初挑戦でしたが、細かい注文にも応えて頂いた岩見工務店さんのご協力のお蔭で思い通り完成しました。
春には、入居者の方の植えられた草花や野菜で花壇が満開になれば・・・と願っています。
(来年から、屋上庭園に取り掛かります。)



2007/10/15
 
 長かった残暑もようやく終わりやっと秋の訪れを感じる頃となりました。
我が家の周りの田畑でも黄金色に実った稲穂や、可憐な白色の蕎麦の花などが季節の便りを届けてくれます。
 実りの秋…
主食であったはずのお米の消費量は年々減少傾向にありますが、新米の味はやはり格別です。
炊き立てほかほかの新米を口にする瞬間、日本人だな〜と感じます。



2007/9/10

  先月、愛媛県内子町に行ってきました。
 白漆喰で塗られた伝統的な民家が建ち並ぶ通りは独特な空間でした。
 なかでも私が興味をもったのは、床几(ショウギ)と呼ばれている縁台です。
 ひと休みする時には簡単に降ろすことのできる構造になっています。
 町並み保存地域のため、新しく設置された家屋もあるそうです。

 統一感のある町並みの蔭には、住民の皆さんの協力があるのですね

←縁台を揚げると軒下を通路として利用できます。
 殆どの家の前には縁台が設置されていました。
※ホームページ更新しました。これからもよろしくお願いします。



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